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 東京清陵会では、同窓生を講師として
 偶数月に勉強会を開催しています。
 
 
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清陵勉強会第182回 2021年2月23日(火)19:00〜 ZOOM開催
『芥川龍之介とパンデミック(スペイン風邪)、そして(諏訪)』
宮坂 覺氏(66回)

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要旨
(*第一部 芥川龍之介とパンデミック)
現在、世界はコロナ禍にとらわれ、喘いでいます。それは、歴史に〈断層〉を齎しかねないとも予想できるでしょう。100年ほど前(1918~21?)、世界は〈スペイン風邪〉によるパンデミックを経験しています。マックス・ウェーバーや画家クリムトなどが亡くなっていますが、日本でも多くの人を失っています。文壇関係でも大きな影響があったことは言うまでもありません。島村抱月や村山槐多、松井須磨子(罹患ではないが)らを失っています)。
芥川龍之介(1892~1927)は、1919(大正8)年3月、横須賀の海軍機関学校の英語の嘱託教授を辞し、大阪毎日新聞社に入社しています。スペイン風邪によるパンデミックは、芥川がその文筆業一本の生活に絞り込んだ頃の前後に当たります。その渦中で、芥川自身も複数回罹患してますが、実父新原敏三を失っています。芥川周辺でも、友人の菊池寛、斎藤茂吉、久米正雄、松岡譲など罹患し苦しんでいます。さらに、与謝野晶子は「感冒の床から」(1918)、「死の恐怖」(1920)、志賀直哉は短編『流行感冒』を執筆しています。また、川端康成「伊豆の踊子」(1926)や武者小路実篤「愛と死」(1939)、などにも点描されています。
(*第二部 芥川龍之介と諏訪(2))
 芥川龍之介は、1908(明治41)年と1920(大正9)年に、2回〈諏訪〉を訪れています。一回目は、府立三中時代で旧友と丹波山、甲府、上諏訪、和田峠、小諸、軽井沢の一週間ほどの旅で、上諏訪の牡丹屋に宿泊しています。二回目は、パンデミック収束直後で京阪講演旅行の帰り、宇野浩二に誘われ〈諏訪〉に足を延ばし、下諏訪の亀屋ホテルに宿泊しています。
一回目は、夏目漱石も利用した(1911〈明治44〉年)牡丹屋に宿泊しています。田山花袋「温泉だより」などに描かれる明治大正期の牡丹屋について触れます。
 二回目の、宇野浩二に誘われての〈諏訪〉来訪の背景と宇野の〈ゆめ子もの〉(〈諏訪もの〉ともいわれる)について触れ、さらに時間が許せば〈ゆめ子〉のモデルともいわれる原とみに触れたいと思います。

追加補助資料(pdf)

講師:宮坂覺氏略歴
1944年、原村柳沢区に生まれる。1960年、諏訪清陵高校入学。1974年、早稲田大学(教育学部)を経て、上智大学大学院(笹渕友一博士に師事)博士課程単位取得満期退学。同年、県立福岡女子大学に奉職。 1980年、フェリス女学院大学に招聘され奉職。 1998年、ロンドン大学SOAS特別研究員(一年間)。 2012年、フェリス女学院大学(教授、学部長、学長)を定年退職。現在名誉教授。
退職後は、中国をはじめ10か国ほどの大学や国際学会などで日本近代文学のレクチャー、集中講義、講演などを行っている。また、2006年に国際芥川龍之介学会ISASを立ち上げ、現在顧問。

日時:2021年2月23日(火)19:00〜21:00 (質疑応答を含む)
連絡先:ご出欠を2月17日(水)までに下記事務局にご連絡ください。ZOOMのIDを送ります。
  seiryobenkyokai@gmail.com(清陵勉強会事務局)

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特別寄稿「薬学者から見た新型コロナウイルス」五味克成氏(74回生)

清陵勉強会が開催できない中で,一つの試みとして五味氏からの特別寄稿をお送りします.
ご質問があれば,清陵勉強会宛にお名前と質問内容をお送りいただければ,五味氏に伺って後日ご回答する予定です。
また、併せて
Web会議方式でオンライン特別講演を5月19日18時30分から開催します。(終了しました。多数のご参加ありがとうございました。)

どちらも、セキュリティ上、勉強会事務局にお問い合わせください。

seiryobenkyokai@gmail.com
(@を全角に変えてありますので、コピーされる場合は半角に変更してください。)


故寺島亮三氏の講演動画の配信

いかがお過ごしでしょうか。
全くの想定外の事態に、考えさせられること、多いですね。
以下、清陵勉強会より、ご案内申し上げます。

■寺島亮三氏の清陵勉強会での講演

清陵勉強会では、2020年1月16日に逝去された清陵58回生の寺島亮三氏を「偲ぶ会」を計画していたのですが、新型コロナウィルス感染症の蔓延により開催が不可能になってしまいました。

そこで2018年12月18日の清陵勉強会での寺島氏の講演「清陵と私ー戦中・映画『少年期』・そして・・・」をYouTubeで限定公開することにいたしました。
この映像は清陵58回生の宮坂健二氏の撮影によるものです。

ご希望の方は、下記事務局にお問い合わせください。
seiryobenkyokai@gmail.com
(@を全角に変えてありますので、コピーされる場合は半角に変更してください。)


セキュリティーの問題などもありますので、くれぐれもSNSへの投稿等はお控えください。

在りし日の寺島氏を映像とともの偲んでいただければ幸いです。

清陵勉強会世話人一同